ちらし寿司の簡単レシピ 甘酒すし酢の作り方 こどもの日、ひな祭り、具材の定番やアレンジなど

レシピ

3月3日はひな祭り。ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、白酒(甘酒)、ひしもち、ひなあられ、桜餅など色鮮やかな食べ物が多いです。

ちらし寿司はご家庭でも作りやすく、ひな祭りに食べる方も多いのではないでしょうか。

市販のすし飯の素を使うのも簡単ですが、ある発酵食品を使ってすし飯を作るとさらに簡単なんです!今回使う発酵食品は甘酒

納豆、漬物などの発酵食品が体に良いことはしられています。実は、甘酒も麹を使用した発酵食品なんです。

甘酒はそのまま飲むのはもちろん、料理や調味料としても使えます。甘酒は飲む点滴と言われるほど、栄養価が高く、美容や健康面からもちゅうもくされています。スーパーやコンビニのドリンクコーナーでうられていることも多いです。

今回は酒粕ではなく、米麹から作った甘酒を使用してちらし寿司をつくります。。すし酢を甘酒から作ることでより体に優しいちらし寿司を作りましょう!

本記事では、甘酒を使ったすし酢・ちらし寿司の作り方をご紹介します。

甘酒すし酢の作り方

通常のすし酢は酢、砂糖、塩でつくります。甘酒すし酢は、砂糖を使わないためシュガーフリーです。

砂糖をとるのを控えてる方、ダイエット中で砂糖が気になる方にもおすすめです。

甘酒すし酢の材料と作り方はこちらです。

甘酒すし酢の材料 2合分
  • 酢 大さじ2
  • 甘酒 大さじ4〜6
  • 塩 小さじ1〜2

【作り方】

すべて材料を耐熱容器に入れてよく混ぜ30秒ほど加熱し塩を溶かして完成

酢は米酢、りんこ酢などお好みのものを使用してください。こ今回は子どもも食べるため酸味がおだやかなりんご酢を使用しました。

甘酒、塩の量はよく作る分量です。

甘めが好きでない場合は、甘酒を大さじ4まで減らしたり、塩を控えたい方は小さじ1まで減らすなどお好みに合わせて調整してくださいね。

お米2合は、大人2人・こども1人の1回分とおかわり分です。(我が家の場合)

ご家族の人数、食べる量の多さによって、米3合にしてくださいね。

注意点

自家製甘酒を使って甘酒ちらし寿司を作る時の注意点があります。

甘酒とお米を混ぜた甘酒すし飯は時間がたつとぽそぽそになります。これは甘酒の酵素によってお米のでんぷんが分解されるためです。自家製の甘酒を使う場合は、沸騰させて酵素の働きをなくしてから使いましょう。

作ってすぐに甘酒ちらし寿司を食べる場合は、沸騰させなくてもかまいません。自家製甘酒使用で時間経ってからたべる場合、翌日にもちこす場合は沸騰させて火を通した方がいいでしょう。

市販の甘酒は製造時に加熱殺菌されているため加熱しなくて大丈夫です!

甘酒ちらし寿司の作り方

材料 2合分
  • 米 2合
  • 甘酒すし酢
  • お好みの具材(椎茸の甘煮、錦糸卵、絹さや、高野豆腐の煮物など)

【作り方】

  1. 酢飯用に炊いたお米をボウルなどに入れ、甘酒すし酢をまわしかえよく混ぜる
  2. お好みの具材をすし飯に混ぜ込んだり、上にのせて完成

定番の具材

ちらし寿司はお好みの具材で作ってください。

前日に準備しておくと楽な具材は、干ししいたけの煮物、高野豆腐の煮物、錦糸卵などです。前日に作っておくと当日は混ぜるだけなので楽になります。

彩をよくするには、赤、緑、黄の食材を使うのがコツです。

赤→桜でんぶ、プチトマト、にんじん、えび、サーモン、いくら

緑→絹さや、ブロッコリー、茹でた菜の花・ほうれん草などの葉物野菜、きゅうり、アボカド、青しそ(大葉)

黄→錦糸卵、コーン

豪華にしたい場合は、刺身・海鮮を使うのがおすすめです!

マグロ、サーモン、いくらなどをそのままちらし寿司の上にのせるととても色鮮やかになります!

お刺身5種盛り、手巻き寿司キットなどカット済みのおつくりを購入すると簡単です。

こども向けの具材例

我が家は子どもが未就学児とまだ小さいです。食あたりなどが心配なので加熱済みの食材で作りました。大人のちらし寿司は刺身などの生モノをのせてもいいですね!

【子ども向けの具材】
甘酒すし酢をつかった酢飯に干し椎茸の煮物、ごまを混ぜ込む。
のせた具材は、錦糸卵、しらす、ブロ人参の煮物

【大人向けの具材】
子ども向けの具材に刻んだ青じそをちらす

失敗したこと

今回、干ししいたけの煮物を作る際、桜の形に型抜きしたにんじんを一緒に炊きました。予想ではにんじんは赤なので彩もよくなるかなと期待しました。

完成したにんじんの煮物はかなり茶色でした。干し椎茸・醤油と一緒に煮ることで色が茶色になったようです。ちらし寿司は彩が命です!

この苦い経験から、にんじんに赤の彩りを期待する場合は、単品でにんじんを茹でるのがよいと学びました。

皆様もぜひ参考になさってくださいね!

使用した甘酒

今回の甘酒ちらし寿司は、米麹から作られたストレートタイプの甘酒を使いました。

市販の甘酒はそのまま飲めるストレートタイプ、薄めて飲む濃縮タイプがあります。ストレートタイプの甘酒がスーパー等での取り扱いが多く購入しやすいです。

まとめ

甘酒すし酢、甘酒ちらし寿司の作り方を覚えておくと、いつでもちらし寿司が作れます。

ひな祭り、誕生日、お祝い事の時にぜひ作ってくださいね!

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